ムーミンの歴史(公式参照)

変化して行くムーミンとロール

1947年にヘルシンキの市庁舎の大壁に掲げられたフレスコ画の中にムーミントロールの姿が描かれているのは、前のページで紹介した通りです。
 そこでのムーミントロールは、初期の『ガルム』で描かれていたような奇妙な生き物の姿ではなく、皆さんご存知のムーミントロールにとても近い容姿をしています。ピンとたった耳、大きなおなか、短い手足など、ほとんど今のムーミントロールと変わりありません。
 1948年の『ガルム』ではさらに近くなり、ちゃんとしっぽも生えています。表情も笑顔で、最初の『黒いムーミントロール』のように赤い目をした恐ろし気な妖怪とは正反対です。
 同年『ガルム』クリスマス号の表紙では、ダンスをするトフスランとビフスランらしき人の前でドラムをたたき、リズムを取っています。
 ムーミントロールは、姿だけでなくその内面まで、現在の素直でかわいらしいムーミントロールに近付いたのです。