ムーミンの歴史(公式参照)

レンジのうしろの生き物

トーベ・ヤンソンが16歳の頃の話です。
彼女はストックホルムのエイナルおじさんの家にお世話になりながら、美術の勉強をしていました。
ところが育ち盛りでもあり、夜中にお腹がすいてはこっそりと台所に行き、夜食を失敬していました。
ある晩、いつもの通り夜食を探しに来たトーベは、エイナルおじさんにみつかってしまいます。
おじさんは、ふざけてこう言いました。
「レンジ台のうしろには、ムーミントロールという生き物がいるぞ。こいつらは首筋に息を吹きかけるんだ」
トーベはこのジョークを大変気に入り、それ以来エイナルおじさんの家の台所にはムーミントロールが住んでいるということになったのです。そしてトーベは頭の中でムーミントロールの姿を空想してはスケッチしていたといいます。