ムーミン

生みの親ヤンソン・トーベ

1914年ヘルシンキ生まれのスウェーデン系フィンランド人。父は彫刻家、母は挿絵画家という環境に育ち、幼いころから芸術家への道を志します。
15歳以降、ストックホルム、パリ、ヘルシンキなどで絵を学び、はやくから挿絵画家、風刺画家、そして短編作家としても活躍していました。
1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」シリーズは世界各国で多くの読者を生み、国際アンデルセン大賞他数々の賞を受賞しました。シリーズ完結後、「おとな向け小説」の執筆を始め、各作品に高い評価を受けながら、現在もヘルシンキ市内のアトリエで執筆を続けています。

ムーミンの歴史(公式参照)

変化して行くムーミンとロール

1947年にヘルシンキの市庁舎の大壁に掲げられたフレスコ画の中にムーミントロールの姿が描かれているのは、前のページで紹介した通りです。
 そこでのムーミントロールは、初期の『ガルム』で描かれていたような奇妙な生き物の姿ではなく、皆さんご存知のムーミントロールにとても近い容姿をしています。ピンとたった耳、大きなおなか、短い手足など、ほとんど今のムーミントロールと変わりありません。
 1948年の『ガルム』ではさらに近くなり、ちゃんとしっぽも生えています。表情も笑顔で、最初の『黒いムーミントロール』のように赤い目をした恐ろし気な妖怪とは正反対です。
 同年『ガルム』クリスマス号の表紙では、ダンスをするトフスランとビフスランらしき人の前でドラムをたたき、リズムを取っています。
 ムーミントロールは、姿だけでなくその内面まで、現在の素直でかわいらしいムーミントロールに近付いたのです。

ムーミン一家

ご先祖様

「ムーミン谷の冬」に登場します。
ムーミントロールの千年前ほどの姿。毛むくじゃらのムーミンのような姿をしています。
冬の間、ムーミン家所有の水浴び小屋にある戸棚にいましたが、ムーミントロールに戸棚を開け
られ、広間のシャンデリアに移住します。暖かくなると暖炉の裏へ引っ越します。
全く怖くない幽霊です。